おすすめ度★★☆☆☆
シナリオ 34/50システム 6/10
キャラ 9/10
音楽 7/10
声優 9/10
絵 7/10
全体的に会話のテンポも良く、結構笑った。
しかしシリアスの場面でもしつこいくらい無駄会話を挟んでくるのでそこはダレる。
シリアスな場面は核心となる内容だけささっと話して欲しい。読んでて結構辛かった。
内容としては、まず、あの最初に自殺してたおっさんは一体なんなのか。「お前は誰だ」みたいな意味深なダイイングメッセージ残してたけどあれはマジでなんなのか。あれ多分体験版範囲なんだろうなって思った。とりあえず体験版範囲を盛り上げとけばええやろの精神しか感じなかった。
それと、主人公が最初から最後まで受け身なのがイマイチ。似たようなタイムリープもの(このゲーム厳密にはタイムリープものじゃないけど)だと、例えばシュタゲなら主人公の意思でタイムリープしてたし、アペイリアなら敵によってタイムリープされても記憶は引き継いでいた。このゲームはヒロインと良い感じのエピローグ迎えそうになるとタイムリープ始まって、タイムリープ後は記憶がほぼリセットされてるのでクリアしたあとの達成感的な余韻が毎回リセットされてしまった。
最終的な結末も、夏休み最初に戻るだけ、という結局スタート地点に戻って終わりな展開なので本当にクリア後の余韻が少なかった。夏休みの終わりを迎えるとこで良かった気がするんだよなあれ。
前作のはるまで、くるるよりは一枚落ちた印象でした。
ただ声優的に、みるや森谷実園、木村あやか、有栖川みや美などの最近あんまりヒロインで見てない声を聞けたのは良かった。鹿島ユウリ様は金髪ロリみるボイスで当たりでした。