おすすめ度★★★★☆
シナリオ 39/50
システム 7/10
キャラ 9/10
音楽 7/10
声優 8/10
絵 8/10
点数78
読ませるテキストと演出で一日でクリアしてしまった。
二人の少女が殺しあうという重めの展開もわりとサクサク読めてしまうし、やっぱりライターのセンスって大事だわ。
ルートはヒロイン視点が一つずつの一本道でどの選択肢を選んでも結末に影響はない。影響ないわりに選択肢多すぎる気がしたのでそこは少し不満点だった。
最初は青色のヒロインから固定でスタート。世間知らずのアホって感じでもう一人と比べて応援したくなるタイプだった。
簡単に言えばこいつらは男たちのポケモンなんだけど青い方のトレーナーがくっそ貧乏なので新聞紙やデッキブラシで戦わされてて不遇だった。赤い方はスタンガンとか支給されるのでその落差が笑える。
青い方を終わらせて赤い方になるとバトルが始まった理由やヒロインたちの秘密が明確になるんだけど、一つの体を取り合ってる時点でわりと最初から予想がつく設定だったので、いざ明かされる驚愕の真相!って感じではなくて、あー、まぁそんな感じだよね、っていう答え合わせ感が強かった。
最終的に赤い方が価値を譲るんだけど、そっからの展開はちょっと電波入ってて分かりづらかった。謎の選択肢も多かったし。
途中まではかなりテンポよくて面白かったので最後の方ももうちょっと頑張ってほしかったかな。