猫のお戯れ

オタクのほんわか感想ブログ

Missing-X-Link ~天のゆりかご、伽の花~感想

おすすめ度★★★☆☆
シナリオ 38/50
システム   7/10(セーブデータの管理がめんどい)
キャラ      7/10
音楽         7/10
声優         8/10
絵            7/10

点数74

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全体的にけちの付け所のない完成度の高さがあった。しかし裏を返せば完成度が高いだけで、なんらかの訴えてくるモノがなかったとも言えた。あと敵味方の退場の仕方が雑。trueとかギャグ。
主人公が電脳世界やチェスでイキリ散らしてるシーンは面白かった。

途中下車形式。晶は正直一番可愛くなかった。絵の問題もだけどキャラ的に。
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英語喋った後わざわざ日本語で補足するシーンほんま寒い。じゃあ最初から日本語でいいやろ。

ひなちゃんはイベントCGだと可愛いのだけど立ち絵になると途端にブスになる。
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というかこのゲーム、ヒロインの立ち絵が全体的にブス。
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ヒナちゃんはブスの上に唐突に眼鏡かけてくるのでもう目も当てられない。

遊離は付き合いだしてから途端にめんどくさくなる。まあ最初からめんどくさいが。
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解決方法もチェスでなんやかんやするという斜め上の発想でやってて良くわからなかった。
まあ、メンヘラにはメンヘラ的発想をぶつけるんや的な感じではないかと解釈した。

途中下車形式のラストは姫風露ルート。まあ当然だが。最初からメインで押してるだけあって可愛かったけど個人的に最初から好意を抱かれてるヒロインはあまり好きになれないのでイマイチ刺さらなかった。特に姫風露はアンドロイドなのでなんか、刷り込みみたいで嫌だった。
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ラスボスのおっさんも途中まではサイコパス風味で、中盤に敵対関係となったあとも主人公と交流を続けてなんやかんや憎めない感じ醸し出してたにもかかわらず最後適当に自首して肩透かし感あった。
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あと、おっさんが自首して肩透かしした後にご都合主義で姫風露が破壊されたのはいただけなかった。
主人公とアンドロイドであるヒロインとの恋は障害が多く、どう乗り越えていくのか少し楽しみだったのだが、破壊されてなんか親父が作った都合がいいボディに乗り換えたらほぼほぼ人間になって成長もうするし子供も産めますエンドとかいう都合だけで構成された都合が良いエンディングはちょっとこれtrue名乗っていいのかこれ、とまで思わせてくれた。散桜花もなんかヘリコプターと相討ちしてガチで死んだし。
丁寧に、慎重に、石橋を叩いて渡っていたら最後助走が足りなくて飛び損ねた、みたいな印象を受けたゲームでした。同メーカーの前作、ソーサレス*アライヴ!が多少粗削りであっても最後ぶっ飛ぶことが出来ていたので、制作陣が違うとはいえ期待していただけに残念だった。まあ、悪くはないんだけど。取り立てて何かを押しのけてまで推すような個性がない、という感想です。