そらいろ感想 - 猫のお戯れ

おすすめ度★★★★☆

シナリオ 41/50

システム 6/10

キャラ 8/10

音楽 7/10

声優 7/10

絵 7/10

点数76

ヒロイン3人いてそれぞれ3つのルートがあって合計9ルートの異色コンセプト。
6ルートくらいはサブレベルかと思ってたけど結構ボリュームあるしシナリオもしっかりしてた。ただ中盤までの展開はほとんど一緒なので合計9回林間学校行って9回オクラホマミキサー踊る羽目になるのは勘弁してほしかった。
ラムネベースでヒロインの一人が前作主人公とヒロインの子供なのは良かった。

ねこねこお馴染みの幼少期の選択肢で未来が変わるシステム

ここまではいつも通りなんだけど、

まるで意味が分からねぇ……

ライターが違うからかぶっちゃけ花子のルートは全部微妙だった。
良かったのは、愛衣世界のつばめルート、つばめ世界の愛衣、つばめルートくらいかな。

特につばめ世界のつばめルートは斬新だった。
長年連れ添った幼馴染と順調に付き合い始めてしばらくたったのちに

まさかの妊娠宣言。膣出しセックスをすると子供が出来るという世界の真理を叩きつけられた。

いや避妊(ゴム)しなかった主人公のせいだろ……

結局産むことにしたヒロインは学園(高校)を中退する。
リアルすぎるんだよなぁ……
~~ねこねこの登場人物の偏差値低い感はもはや伝統~~

生まれた子供が難病を発症したため主人公をおいて子供と共に対応する病院がある東京へ行きバイトで少しでも入院費用を稼ぐつばめちゃん。

この有名なスクショってそらいろだったんだなぁ、という謎の感動を覚えた。

優しい家族と友人に恵まれて幸せに暮らしていたつばめちゃんが都会の洗礼を受けて日々やつれていくシーンは見てて辛い。

最終的に子供生き残ってハッピーエンドだった。つばめ世界のつばめちゃんルートは子供が発病するかどうかで分岐があるんだけ、どうせ分岐するなら発病した子供が死ぬかどうかで分岐しても良かったかなと思いました。

ただ、幼いころに主人公とヒロインを結び付けた鬼浜Tシャツがエピローグで完治した娘に受け継がれたシーンは泣いた。