ねこねこソフトだいたいコンプ(無印white、5乗、FD1~3、麻雀、その他小さいのもろもろ以外)した。
なにやらねこねこソフトは今年20周年で大きく動くらしい。えろげーまーがこのビックウェーブに乗り損ねないためにもねこねこソフトの紹介をしたい。気にはなっているが何からやればいいか分からないという人のためにちょっとまとめてみたいと思う。軽いストーリー紹介も後述。駿河屋とかでめちゃんこ安いから買って。
みんなでねこねこソフトをすころう。
とりあえず三段階くらいに分けて紹介していく。個別紹介はその後。
◆これだけは最低限やっておきたい
・ルリのかさね
・White ~blanche comme la lune~
・すみれ
・120円の春PC版
・Scarlett ~スカーレット~
・そらいろ
・ナルキッソス
◆やっておいて損はない
・サナララR
・ゆきいろ
・銀色 完全版
・みずいろ
・ラムネ
◆ぶっちゃけやらんでもいい気もする
・朱
・ラムネ2
大別するとこんな感じ。ここからちょっと補足説明。
・ルリのかさね
幼女と家族になって慎ましく暮らしていくお話。僕が初めてプレイしたねこねこソフトのゲーム。このゲームをプレイしてねこねこソフトにドはまりした。
ルリちゃんが健気すぎて何度プレイしても泣ける。今でもたまにプレイして泣いてる。
・White ~blanche comme la lune~
幼女二人と家族になって暮らしていくお話。幼女がめちゃ金持ちなので慎ましくはない。
シナリオは賛否両論。良いところは本当に良いが、というか泣いたが、悪い部分はちょっと擁護出来ない。メーカーが地雷踏みぬいたせいもあって炎上した過去をもつ。
ただ挿入歌が素晴らしい。名曲揃いである。これ以後のねこねこソフトのゲームに出てくるのはだいたいこのゲームの挿入歌なので重要度で言えば一番高いかもしれない。
炎上部分もWhite ちょこっとファンディスクで解消されてるので一緒に買う必要あり。
・すみれ
友達がいないすみれちゃんが寝たふりをするお話。友達がいない、寂しい学生時代をおくったオタクにぶっ刺さるのでお薦め。寝たふりをして過ごした過去を思い出して泣いた。
15周年記念の作品で過去作が結構リンクしてくる。特にみずいろのメインルートが関わってくるがそこはねこねこソフト、なんとすみれ内で丸々みずいろのメインルートをプレイできる。その他過去作リンク部分はほとんど切り離されているのですみれから始めてもなんとかなる。
・120円の春PC版
擦れた主人公が純粋な幼女と出会ってメンタル叩かれるお話。春夏秋冬の四編からなる連作。春と冬が特にクオリティが高い。叩かれた後しっかり立ち直るので読後感が素晴らしい。
・Scarlett ~スカーレット~
九朗さんがかっこいいお話。ねこねこソフトはスカーレットを出した時点で一度解散しているのでその時点の集大成がこのゲームに込められている。非日常の側から日常を見つめ直すことで日常の大切さを表現している。日常をメインに展開するねこねこソフトのゲームの中では異端作ではないだろうか。
・そらいろ
ヒロインがお弁当屋さんのバイトで回りに陰口言われながらから揚げを詰めるお話。
ラムネの系譜で、ラムネ→そらいろ→ラムネ2と時代がズレているが舞台が同じでラムネヒロインの子供がそらいろ、ラムネ2ではヒロインになったりしてる。
正直な話、そらいろはやっておいて損はないの分類に入れようと思っていたのだがメタ的な意味で必須とした。この作品以降にとにかく愛衣ちゃんが出てくる。
おまけにはだいたい愛衣ちゃんが出てくるといっても過言ではないので愛衣ちゃんを知るためにも抑えておく必要がある。それに愛衣ちゃん可愛いし。アド。
・ナルキッソス
死が目前となった病人が生きるお話。
ねこねこソフトのゲームかというと微妙だけど、作品内にねこねこのキャラが出てくるし逆もしかりなのでねこねこということで。
続編が結構出ており、1、2、3、ZERO、ナルキスミレの五作。それぞれだいたい2時間くらいでクリアできる。
1、2はここで無料ダウンロード出来る。無料だし短いのでお薦め。というかやってください(´;ω;`)
ZEROとナルキスミレと3はsteamで販売してる。ナルキスミレは事前にすみれをプレイしておくことが必須。一番泣けるストーリーな上にすみれの描写不足な部分を補完する役割もあるので一石二鳥。
このゲームもエンディングが名曲である。
3は個人的にはやらんでいいと思ってる。だいたいライター違うし。全四編で一編だけナルキッソスのライターが書いてるのでそれはやってもいいかも。小さなイリスというタイトル。
・サナララR
一生に一度なんでも願いが叶うお話。
オムニバス形式で三重野シナリオが泣ける。絵が大御所一般絵師なのが凄い。どんなコネだこれ。
・ゆきいろ
まる(深雪)ちゃんがめちゃんこ可愛いお話。幼馴染属性と妹属性を併せ持ちそのうえでCV安玖深音はもう最強では?
・銀色 完全版
なんでも願いが叶うという銀の糸に関わった人間がだいたい不幸になるお話。
ねこねこの日常に寄り添うような死生観はここから始まった気がする。いや一作目の無印whiteやってないので何とも言えないが。一章の名前がない娼婦と人殺しの山賊が触れ合うお話がねこねこのルーツではなかろうか。淡々と死が寄り添うストーリーは心が揺さぶられる。
・みずいろ
幼少期からシナリオが開始され、選択肢によって十年後のヒロインに変化が起こるねこねこソフト独自のシステムが最初に実装されたお話。ねこねこの幼馴染と妹のテンプレートがここにあるので出来れば押さえておきたい。雪希ちゃんが可愛い。
ねこねこソフトは幼馴染特化ではあるけどだいたい妹を好きになる。
・ラムネ
そらいろ、ラムネ2に繋がるお話。日常を積み重ねる事の大切さと難しさに言及している。
積み重ねを大事にしているからこそ続編がどんどん出たのかもしれんね。ちなみにこの作品に限っては妹が可愛くない。
・朱
ひたっっっっすら砂漠を歩くお話。
オムニバス形式で四組の男女が出てくるが全員砂漠を旅する。まさか全ストーリーで砂漠歩くとは思わなかった。退屈。銀色の補完要素があるので銀色好きならワンチャン。
・ラムネ2
妹が可愛いお話。バグが酷いし修正パッチで直らない。テキストミス、音声ミス、音量ミスのオンパレード。シナリオもイマイチなのでお薦めできない。でも妹は可愛い。
ちょっと、と言いつつねこねこソフトが好きすぎて結構書いてしまった。
基本的にはナルキ1、2が無料なのでそれやって刺さればお薦めした作品はだいたいぶっ刺さる。
ナルキは無料なのでやろう。一緒にねこ王国に住もう。
孤独を愛しつつもたまに人肌恋しくなる、そんな寂しいオタクにぜひやってほしい。
それがねこねこソフト。