猫のお戯れ

オタクのほんわか感想ブログ

ひとつ屋根の、ツバサの下で感想

おすすめ度★★★☆☆

シナリオ 37/50
システム  6/10
キャラ     7/10
音楽        6/10
声優        5/10
絵           7/10

点数68

バックログからジャンプないし、BGM多くないし、声優は酷いしで周辺環境はボロボロ。絵も時々崩れるしでこれだけなら駄作だけど光るところはあるからなんとも評価しづらい。上振れしてる時の絵なんか特に良かった。オーラすら感じる。

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以下各ルート感想

菜穂子ルート

ヒロイン、ヒロインのライバル共に声優が微妙。声優の良し悪しに関して最近語ることないくらい声優の平均レベル上がってきてる昨今でこのレベルは……
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あとヒロインとのスキンシップで重要な役目を果たしたこの肩もみCGなんだけど、主人公ごつ過ぎ。ゴリラか?
内容に関しては、主人公がシミュレーターでの戦闘で天才操縦者だった事が判明するけど別に生かされなかった。というか本編通してこの主人公の技量がどのレベルか明確に表現された部分がなかった感がある。戦闘がふわふわしてるからせめて設定だけはちゃんとして欲しかった。

三毬ルート
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最初から主人公に運命を感じてるみたいなこと言い出してくるけど他のヒロインのルート入るとなかったことにしてくる演技派。
見ため可愛いし性格も可愛いけどキャラゲー目的で買ったんじゃないのでそこまでプラス評価にならないのが残念。ヒロインをつけ狙う金持ちのボンボンとか出てきてなんか懐かしい気持ちになった。ただあの手のボンボンの相棒って実はそいつのことを慕ってるメイドとかそんなんが一般的だと思うけどなぜか男だった。

一彩ルート
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自分の妹にコンプレックスを抱く姉の葛藤と成長、みたいな感じのストーリーだった。けど妹があっさりしすぎてて一彩の暴走というか自爆的な側面ばかり目に入ってしまった。妹はもうちょっと他人の事考えない性格でも良かった気がする。

ヒカリルート
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展開としては一番良かった。ヒロインの機体の損傷、いわくつきのエンジンを使ったパワーアップ、仲間との協力、土壇場で成功させた新技、そしてそこまでやったうえで普通に負ける最終決戦。
まさかこの手のゲームで普通に負けて終わるとは思わなかった。順当に勝つ展開が多いから逆に負け展開一個くらい入れてくれたのは逆に良い方向に作用してた。
ただ、ヒロインの零戦やエンジンに明らかにいわくあったのにそれについて全く何の説明もせず放置はいかがなものか。それと数年前に一度だけ会って飛行機のおもちゃくれただけで告白してくるのはやりすぎでしょ。もうちょっとなんか欲しかった。


・FF(フェアリーファイト)について
全体的に説明不足だった。そのせいで試合に緊迫感が出てこないというか今一歩踏み込めなかった。
そもそも学生が飛行機飛ばして空戦って危険じゃないかみたいなことを第一に考えると思うけど
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三毬ルートでようやくフォローが入る。それ以外のルートだとなんの説明もなしはやっぱキツイ。
レギュレーションも微妙で、「じゃあ最新式の戦闘機使えば良くね?」っていうのも当然の意見だと思うけど、会話の端々から考察すると第二次世界大戦までの機体限定っぽい。
そーいう説明一切ないの流石にどうかと思う。
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試合も個別ルート入った後は一回だけ描写して終わりだし、あおかな系のガツガツ試合やるゲームかと思ったけどどちらかというと、なんちゃって魔法+学園物の量産型エロゲに近い形式だった。


キャラゲーとして見ればそれなりに楽しめるゲームでした。
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そもそもひかりちゃんの圧倒的ヒロインオーラが凄い。