おすすめ度★★★☆☆
シナリオ 32/50
システム 6/10
キャラ 7/10
音楽 7/10
声優 8/10
絵 7/10
点数67点
二年くらい前に半額セールで全部入りパック買ってたんだけどめんどくさくてずっと放置してました。
一年くらい前にコラ画像が流行った時も、いや今やるとなんかコラで流行ったからやったみたいになるじゃん、ってなって逆にやらず、今更クリアしました。
感想としてはなんかこう、高校の時の文化祭を思い出しました。
このゲームタイトルまんまでパンデミックが発生して世界がゾンビだらけになるんだけどなぜか主人公だけ襲われません。恐らく抗体を持ってた的なフワフワした理由で最後まで押し通します。最後までって言うか未完なんだけどね。
ゾンビに噛まれるとウイルスに感染して自分もゾンビになるんですけどこの世界のゾンビって凄い勢いで骨まで食べるのであんまりゾンビいないです。
そんなわけで主人公以外の人間は文字通り命懸けの生活を送っています。ゾンビ一匹倒すだけでも大仕事です。噛まれただけで終わるからね。だからこそ生きることに懸命になっているわけなんだけど、主人公はその輪の中に入れません。主人公はゾンビに無視されてるからね。みんなが必死こいて戦ったりしているなかで、独りぼっちで遠征とかしてます。そんな主人公を見ていたら文化祭で陽キャが一生懸命屋台とか作ってるのを冷めた目で見ていた高校時代をふと思い出しました。こいつ(主人公)はあの時の俺なんだ、って思いました。このゲーム評価してる奴も多分文化祭とかまともにクラスの輪に入れてなかったんだろうなって思いました。
そんな感じで謎の感情移入が出来るのですらすら読むことができました。三章ラストでは知性のあるゾンビに敵視されて普通に襲われてました。人間を食いまくると知性をゲットできるみたいな感じで説明されてたけどマジで理屈分からんな。その時になってようやく主人公は文化祭に参加出来たんだなぁって思いました。
こっから楽しい文化祭が始まるんだなぁってワクワクしてたんだけどこのゲームって原作がここでギブアップしてて全然更新がないので多分これで終わりっぽいと知って絶望しました。やっぱ陰キャオタクは文化祭を楽しむことは出来ないのかもなって思いました。