点数72
おすすめ度★☆☆☆☆
キャラはみんな可愛いけど妹ルート以外はストーリーが酷い。特にアーシェルートは酷すぎて笑えるレベル。
ただまあキャラゲーにストーリー求めるのはどうなの?っていう点から見ると、妹以外も会長と未尋は及第点ではあると思う。酷いけど。
・未尋ルート
小悪魔キャラな未尋と声優の組み合わせがハマってて可愛い。
ただ付き合い始めてしばらくしてから起こるシリアスイベント
この時点でヒロインの勘違いネタじゃんって分かるのはどうなの?ハイハイ移転でしょってなる。
そして案の定
シナリオ求めてないとは言ってももうちょっとなんかひねってくれないと茶番見せられ続けてる感覚になる。
・会長ルート
会長はちょっと狙いすぎてて外してた感があった。おっとり天然生徒会長みたいなキャラ付けっぽいけどやりすぎ。ルートは酷い。未尋よりよっぽど酷い。シリアスパート全部いらなかった。
・アーシェルート
ゴミ。
未尋と会長のシリアスはまだ大筋のイチャイチャとは切り離して展開されてるからましだけどアーシェは最初から最後までクソ展開なのでイチャイチャにもがっつり絡みついてきてやってて不快だった。
この時点で主演が怪我かなんかして主人公が代わりに演じる展開まで読める。
ただまあこれはエロゲあるあるネタなので許容するとしてもそこまでのもっていき方が酷すぎる。
いつも脚本を書いていてくれたOGが就活がうまくいかず脚本を書くことが出来ない。
だからって三週間前まで放置する無能っぷり。おそらくここの演劇部はレベルが高くなく同好会的雰囲気なんだなぁってなる。
全国大会常連校でした。お前ら三週間前まで何してたの?
なんやかんやあって主人公が脚本を、ヒロインがBGMの製作を担当することに。
そして脚本も曲も無事完成してようやく一息つけたかというそのタイミングで
知ってた
絶対こうなるだろなとは思ってました。
この時点で劇本番まで残り5日。そしてヒロインは演劇などやったことがない素人。いったいどうなるのか。
はぁ?
台本が1週間前に完成、主役を素人が5日練習しただけで演じて堂々の1位。参加高校が一校しかなかったか八百長のどちらかしかありえない展開です本当にありがとうございました。
このような突っ込みどころ満載のグダグダの展開を経て付き合うことになった主人公とヒロイン。ただアーシェルートの恐ろしいところはこれがまだ序奏だったということ。
付き合いだしてしばらくしてから作曲の才能を認められたアーシェ。母親から今すぐに海外へ転校して作曲の勉強をするように勧められる。
よくある離別ネタですね。パターンとしてはやっぱり転校やめるって展開と転校してから数年後に再会ってのが王道ですね。
そして主人公に進路選択を委ねるヒロイン。主人公の出した答えは
ヒロインの才能を伸ばすために海外に行くべきだというものでした。まあ普通だよね。そばにいてほしいからやめてとか普通言えないしね。あるあるです。ただこっからが凄い。
ふぁ?!
別れるの?長距離恋愛編に移行するだろうと思ってた読者を殴りつけるような展開を始めるストーリー。
一体いつ転校=別れになったのか。
そして数か月後(この間ヒロインと主人公は交流無し)なんか流れでウィーンまで(ヒロインに何の連絡もせずに)行くことにした主人公。
これは「実はヒロインの作曲センスは主人公と一緒の時に最も発揮されることが判明。最終的に母校に戻る二人」展開くるかなって思ってました。
お前が来るのか……
何しに行くんだ……
とりあえずヒロインがいるから海外に行くという適当っぷりを見せつけ堂々のエンディング。
こいつら絶対すぐ別れるわという確信めいた予感だけを残して終わりました。
・妹ルート
安玖深音が妹やると妹の力を120%発揮できるってはっきりわかんだね。シリアス展開もあるけど他三人と比較するときわめて自然。主人公の漫画がアニメ化候補になりメディアミックス化→仕事が増えて張り切った主人公が倒れるっていうバクマンでもあったくらいの自然な展開。これくらいでいいの。キャラゲーのシリアスはかくあるべきというくらい安定した展開だった。
クーデレ気味の安玖深音
がだんだんデレてくてんかいはニヤニヤ安心して見れました。
妹×安玖深音=最強 の方程式を味わえるいいストーリーでした。
結論としましては
ワガママハイスペックは妹ルートだけやればいいということです。いやある意味アーシェルートもやる価値あるかも。ある意味。