おすすめ度★★★★☆
メインヒロインルートだけ別格の出来。
瑠波＞＞＞操＞澪里＞異次元の壁＞希
猫庭という小さな町の一角にあるファルケンスレーベン王国という町民しか知らないようなドマイナーな王国のお話。
まあ王国のお話といってもストーリーに王国が絡んでくるのって瑠波ルートだけで他は王国全然関係ないというね。特に希ルートとかヒロインの従者がガチレズだったり主人公がいきなり学校やめて農業始めてヒロインと結婚しようとしたり結婚式の日にアシダカグモとの別れをやったりとか正直意味わからんくてついていけませんでしたね。澪里と操はまあまあ。この三人だけでいうとあんまりおすすめできるゲームではなかった。
ただ、瑠波ルートだけはいい。この作品のディレクターの朝妻ユタカが担当する作品に共通することなんだけど作品の舞台がとても優しい世界になってる。なついろレシピもしろくまベルスターズも終わった後に、ああ、こんな町に住みたいって思わせてくれる。町に対して感想を抱かせてくれるエロゲってそうそうない。
瑠波ルート終盤で瑠波は王国とはなにかを見つけるんだけどその過程には町の人たちの善意が散りばめられてる。
瑠波ルートの為だけに買ってもおつりがくるレベル。
