猫のお戯れ

オタクのほんわか感想ブログ

桜花センゴク感想

おすすめ度★★★☆☆
シナリオ 36/50
システム   7/10
キャラ      8/10
音楽         7/10
声優         8/10
絵            8/10

点数74

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戦国武将をちゃん付けして強引にヒロインに仕立て上げるぶっ飛びっぷりは面白かった。
史実を面白おかしくネタにする共通パートもテンポよく読むことができた。ただ、個別入ったあたりから始まるシリアスパートで主人公が無能晒しまくるので読んでて辛い。あと、信長ちゃんルートだけどう考えても設定の矛盾がある。

以下詳細
◆良かった点

・ヒロインが可愛い。
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とにかくヒロインが可愛い。そもそも戦国時代に刀担いで殺し合いしてたむさいおっさんが全員美少女になってる時点でこれはもうギャップ萌えに相当する。しかも並みのギャップではない。ツンデレとかそーいうレベルじゃなくておっさんが美少女なんで。喋るだけで常時ギャップ萌え発生してるデフォルトギャップ萌え状態。しかも名前はそのままなので名前が出るたびにおっさん武将が脳内にフィードバックされる。その状態であざとく萌えてくるのでもはや敵なしだった。

ただ、ことあるごとに切腹申し上げてくるヒス武将信長ちゃんは微妙。メインがヒスは辛い。
隆景ちゃんの方が可愛かった。
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・武将としての魅力もある
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武将だった記憶も引き継いでいるので普段は美少女でも決めるところは決める。美少女を意識してからのかっこいいおっさん。さっきとは逆の美少女からのおっさんギャップで今度は燃える。
美少女とおっさん、二つの顔の使い分けが巧みだった。


◆悪かった点

・ガチガイジ宮本武蔵
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敵側の戦闘狂。強い奴と戦いたいと日頃から言ってるが基本的には雑魚専及び負傷中に襲ってくる小物。それでいて作中最強格で無駄に出番があるのでウザい。力と反比例して頭脳がガイジなのでそこも読んでてイライラする。


・主人公が雑魚

主人公、明智光秀は前世の記憶も力もほとんど思い出していないので完全な一般人枠。その為バトルでも役に立たず、敵の策略も全部引っかかる。相手が海千山千の有能武将ばかりなので敵はおろか味方の策略にすら気づかず、ひたすら状況に翻弄されるので見ててイライラする。そのくせ口だけは出してくるのでものっすごいウザい。

あとルートごとの整合性がないのが気になった。複数ライターの弊害かと思ったけど単独ライターだった。籐太じゃん。どうなってんねん。まあ織田信長ちゃんルート以外はそこまで矛盾してないとも言えなくもないので信長ちゃんルートだけ先にやるのがいいのかもしれない。


ヒロインは可愛いのでシナリオが足を引っ張てる感じかな。惜しい作品でした。